プロ野球のオーナー会議が27日、都内で行われた。来季の議長にDeNA南場智子オーナー(57)が選出された。
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今年最後のオーナー会議は約1時間であっさりと終了した。あまりにも短時間で片付いたことで、斉藤コミッショナーが12球団トップに非公式の意見交換を切り出すほどだったという。
そもそもの肩透かしは、楽天オーナーの三木谷議長が7月3日に今年の第1回オーナー会議で提案した4球団オーナーによる「小委員会」が1度も開かれなかったことだ。
新たな事業展開で収益化の拡大をはかるのが主目的で、楽天はじめ、オリックス、巨人、阪神の4球団で構成されたはずだった。それが掛け声倒れに終わったのだ。
斉藤コミッショナーは日程調整がつかなかったという説明に終始した。ある関係者は「オーナーの日程が合わないので、コミッショナーが意見集約に各球団を回った」と補足した。
野球界の将来ビジョンを描くことで淡い期待をもったが裏切られた。一体なにをやりたかったのか。公式会見で説明すべき三木谷オーナーだったが所用を理由に姿を見せなかった
結局は「小委員会」を継続しつつ、ワーキンググループを設置したのは苦し紛れにもみえる。ラグビー人気などスポーツの多様化に押されはしないか。後味の悪い結末になった。【編集委員・寺尾博和】



