ヤクルト青木宣親外野手(37)、山田哲人内野手(27)、西田明央捕手(27)、梅野雄吾投手(20)、杉村繁1軍打撃コーチ(62)が8日、神奈川・小田原市内で行われた野球教室に参加した。地元の少年野球10チーム、約280人と交流した。

盗塁王に3度輝いている山田哲は、マイクを片手に走塁技術を伝授した。クイズ形式でコツを教え、子どもたちからの質問に丁寧に答えた。スライディングに関する質問には「つま先を横にしてスライディングすることが大事。つま先を立てるよりも早くベースに着く可能性があるし、そのまま立ち上がることができる」とアドバイスした。

ロングティーの指導では、投手の梅野が推定100メートル弾の柵越えを放ち、ガッツポーズ。子どもたちの歓声を浴びて、笑顔を見せた。

青木は、子どもたちへ「みんな、野球も勉強もできないことだらけだと思う。壁にぶつかっても、最後まで諦めなければたいがいのことはできる。もう1歩、2歩を踏み出して、トライしてほしい」とメッセージを送った。

山田哲のそっくりさん山田別人や、巨人坂本のモノマネをするお笑い芸人さかともがサプライズで登場。ネタも披露するなど、子どもたちは大盛り上がりだった。