佐々岡監督は「感謝足りていない」後輩金本氏イジり

広島佐々岡真司監督(52)とOBで前阪神監督の金本知憲氏(51)が広島市内の「オークリー広島店」でトークショーを行った。親交の深い2人だけにざっくばらんなトークを展開。1学年下の金本氏が壇上で新指揮官をイジり倒した。

広島で同僚だった現役時代に「ジャイアント馬場」から「馬場社長」と呼び、99年5月8日中日戦で無安打無失点投球した際には馬場チョップで祝福。阪神移籍後の対戦でも打席の中でマウンド上の佐々岡監督に対して、馬場チョップのしぐさをしていたことを明かした。さらには「15勝した年、僕は5試合くらい勝利打点を挙げている。15勝8敗。僕が打っていなかった10勝13敗なんですよ。感謝が足りていないと思うんですよ」と会場の笑いを誘った。

終盤には監督経験者として「選手を信頼するところと、信用するところを区別しないと。信頼してもいいけど、信用しすぎてもいけない」と真面目な助言も飛び出した。トークショー後には「半分ジョーク」としながらも「あまり期待をかけすぎてもいけない。温情と非情の使い分けのバランスが指導者としては難しいところ。(佐々岡監督は)シビアな面も持っていると思います」と金本氏だからこそ知る一面も明かした。

質疑応答のあとには、金本氏が追加で直球質問。「西川は外野と内野、どっちで起用するの?」。これには思わず「外野で(起用する)」とポロリ。鈴木誠に次ぐ外野の一角として期待していることを初めて明かした。巧みな話術で、佐々岡監督の本音を聞き出した。【前原淳】