阪神の新外国人ジャスティン・ボーア内野手(31=エンゼルス)とジェリー・サンズ外野手(32=韓国・キウム)が28日、本拠地甲子園で初練習に臨み、持ち前のパワーを発揮した。ボーアはバックスクリーンに4発放り込むなど、46スイングで7本の柵越えを披露した。「外に出た瞬間『いい球場だな。最高だ!』ね。見渡しても気持ちがいい球場だと思ったよ」と第一印象を振り返った。大きなフィールドを感じさせない飛距離で、左翼方向にもオーバーフェンスだ。

聖地で初めてのフリー打撃を「『広い』と言われていた。風も考えてイメージしたよ。センターから逆方向にね。センター方向に伸びる感じ。いいスイングをしたら、センター方向に伸びると思うね。いい感じで打てた」と好感触だった。

サンズもバックスクリーンに運ぶなど、55スイングで4本の柵越え。「気持ちよかったよ。歴史のあるグラウンドだから。まだまだシーズンまで時間がある。しっかり調整したい。コンディションはいい。打席に立って状態を上げていきたい」と話した。2人は明日29日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発して3打席立つ予定。