米大リーグのパドレスから3年ぶりに日本球界に復帰した牧田和久投手(35)が、871日ぶりに日本のマウンドに帰ってきた。

地元静岡での凱旋(がいせん)登板を1回1安打無失点で終えた。

3点リードの6回から登板。先頭のDeNA百瀬に中前打を許したが、続く神里を121キロの外角高め速球で遊ゴロ併殺に仕留めた。

2死から新外国人のタイラー・オースティン外野手(28=ブルワーズ)と対戦。88キロのカーブに126キロの速球を組み合わせ、三ゴロに打ち取った。

日本での登板は、西武時代の17年10月16日、CSファーストステージ第3戦の楽天戦以来となった。

右肩の張りで初実戦が遅れたが「すごく緊張した。結果はどうであれ、今の現状でバッター相手にどれだけ投げられるかを見たかった。まあまあですが、もっと強い球を投げたい」と振り返った。