阪神がヤクルトとの練習試合(神宮)に14安打10得点で完勝した。2本塁打の大技だけでなく、5回のバスターエンドランなど小技も織り交ぜた。19年は「矢野ガッツ」が代名詞だったが、試合中に新しい「虎ポーズ」「アロハポーズ」を披露。20年は首脳陣、選手だけでなく、ファンやスタッフともこのポーズで一体感を強め、シーズン開幕を待つ。
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-得点シーンで新しいポーズ
何人かの選手となんかやろうやって話をしてて、その何個かをやった。
-矢野ガッツだけでなく新たに
子供たちも「阪神の選手がやってるように(自分たちの試合などで)ヒットを打ってやりたい」って思いながら打席入って実際ヒット打ったらやってくれるとか。そういうものになっていけば子供たちにもっと夢を与えられるチームになっていける。
-ファンサービス案を募った12日のミーティングでそういう話をしたのか
健斗(糸原)らに投げていて。自分らで盛り上がれるようなこと。ガッツポーズでもちろんいいんだけど、何かちょっとやろうかって話をしていた。
-キャンプのときに?
1週間くらい前に。やっぱりスローガンと一緒で、選手が考えてくれることの方が(いい)。俺らがやらせるわけではないので。選手たちが考えて話し合ってくれることの方が、実際大事。
-アロハポーズ
俺もアロハがいいなと思っていて、北條もアロハがいいなと言っていて。俊(高山)がこう(両腕を開くような動きをしながら)手話で虎っていうらしくて。ヒットを打ったら虎っていうのが、いいなっていうのがあって。アロハの中は、裏方さんとかも俺らがV旅行へ連れて行くぞっていうのも全部込みで。だから、健斗もやってたけど、スタンドのみんなにも広がって、ヒットを打ったらスタンドの人もアロハってやってくれたり、虎ってやってくれたりして。俺らだけでやっているわけじゃなくて、気持ちがスタンド全部でつながって。1つの渦みたいになったら一体感ができる。