阪神のポイントは「守り」の一点に尽きます。解消されれば優勝候補に挙げたいが、ここがどうも心もとない。逆に、守備力がレベルアップすれば優勝に近づくということです。

だって戦力はありますからね。ピッチャーのコマはそろっているし、打線もそこそこでしょ。あとは守りだけなんですよ。昨季は102失策(リーグ最多)でも上位に食い込んだんですから。

セットアッパーだったジョンソンが抜けたといっても、そこそこ投手の顔ぶれはそろっている。藤川を抑えとして起用するようだが、現段階では戦えるというものが見えてますよね。

ただ、なんだかんだといっても巨人は外せない。新しい選手を交えて競争させながらも、開幕にはきっちりこれしかないというチームを作ってくるからね。

昨シーズンの阪神はその巨人と中日に負け越してる。特に今年の中日からは「ひょっとして…」という感じがします。投打に素材があるし、なんといっても「守り」が堅い。

中日は「捕手」と「抑え」を固定することができれば、阪神の上をいくかもしれませんね。とにかく阪神は一にも二にも守備力にかかっています。(日刊スポーツ評論家)

 

<セ・リーグ>

(1)巨人(2)阪神(3)中日(4)DeNA(5)広島(6)ヤクルト

<パ・リーグ>

(1)ソフトバンク(2)西武(3)ロッテ(4)日本ハム(5)楽天(6)オリックス