史上303人目の通算1000安打を、決勝打で達成した楽天鈴木大地内野手(30)が両親、家族へ感謝した。

残り1本で開幕を迎えた。3打席目までは無安打も、同点の8回、満塁の絶好機で打席が回った。オリックス神戸の初球を右前へはじき返し、決勝の勝ち越し2点適時打。1000安打達成のボードを誇らしく掲げた。

プロ入りから8年を過ごしたロッテからFAで楽天へ加入。さまざまな思いを胸に成し遂げた1本を球団を通じて振り返った。

鈴木大 まず、打った喜びは、やはり両親と家族に伝えたいです。両親はこうやって育ててくれて、大きなけがなくできるような体で産んでもらえて。家族にはこういう新しい決断をさせてもらって、離れることも多くなって。一緒に悩んで、一緒に決めたことなのですけど、一緒に付いて来てくれて。プロに入って、まさかこういう節目まで自分がいけるとは思っていなかったし、周りも思っていなかったと思うので、本当に携わってくれた方々に感謝ですね。

自分の力だけでここまで来たわけではないので、本当に助けてもらうもの全て助けてもらって、背中を押してもらってここまで来れたので、それに尽きると思います。

今日がゴールではないですし、1000安打を達成したからどうこうでもないので、ここからも自分らしく1日を全力で過ごしていくことが大事なことなので、今日寝たら明日は明日で、その繰り返しで野球人生をやっていきたいと思います。

大事なのは明日なので、これからも周りの方の力を借りながら、自分の力を振り絞って明日からもやっていきたいと思います。