来日10年目で初めて8番に降格したソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手が意地の1発を放った。

3-1の2回、先頭打者で弓削の1-0からのカーブを左中間スタンドに運び去った。「打撃練習の時から自分の感覚もよかったし、平石コーチからも『感じがよかった』と言われた。ゲームでそのまま結果が出てよかった」。出場4試合ぶりの8号ソロに気を良くすると、6回には左前打でマルチ安打。通算300号まで残り4本とし、ベンチでも笑顔が戻った。