オリックス山本由伸投手(21)が5回6安打5失点で今季最短でマウンドを降りた。前回4日ロッテ戦も5失点で降板。5失点はともに今季自身ワースト。

「立ち上がりから失点を重ねてしまったことを反省しなければいけません。2回の場面もテンポを上げようと逆に投げ急いでしまっていたと思います」

初回には3番中村晃に先制2ランを浴び、2回には2番柳田にも2ランを浴びるなど、5回5失点。1試合2被弾は今季初で、昨年の6月18日巨人戦(東京ドーム)で丸、岡本に浴びて以来。5回は無失点で踏ん張るも、プロ初の1イニング3四球を与えるなど制球に苦しんだ。

試合前には「(火曜日は)週の始めの試合なので、自分のベストパフォーマンスを出して、いい流れを作れるように頑張ります」と語り、ソフトバンクの先発千賀との初めての投げ合いに意気込んでいた。