日本ハムは拙攻が響き、連勝が4で止まった。3安打で3点を挙げたロッテ打線とは対照的に、8安打と攻めるも、つながりを欠いた。

3回無死一、二塁と5回無死一塁、2度のチャンスで渡辺がバント失敗。栗山英樹監督は「ナオ(上沢)みたいな投手の時は1点ずつ取っていけば(と思った)。たまたま、ナベのところに(犠打の場面が)いったけど、一生懸命やっていてもそういう時はある」とかばったが、痛いミスだった。

6月28日までの楽天6連戦(楽天生命パーク)以降は、6カード連続でドーム球場で戦ってきた。指揮官は「(今季はここまで)全然暑さというのを体が感じていない。相当考えないと」。6連戦の過密日程も相まって、この日の暑さと強風は悩みの種になった。

あと2勝に迫っている監督通算600勝へのカウントダウンも足踏み。指揮官は「オレの中では(連勝の勢いは)ストップしないから、(明日から)いくよ」と、すでに前を向いていた。