打撃不振のソフトバンク松田宣浩内野手が快勝の突破口を開いた。0-0で迎えた5回2死二、三塁。田嶋の初球の直球を迷わず振り抜いた。左前に運ぶ先制の2点タイムリー。

「チャンスだったし、初球から積極的に行った。ずっとチャンスで打ててなかったのでよかった」。8回にも5点目となる中前適時打を放って2安打3打点の活躍。打率2割5厘としたが、満足できる数字ではない。「数字を見ても納得していない。何とか必死でやりたい」と気を引き締めた。