中日大野雄大投手(31)が3試合連続完投勝利を挙げた。2試合連続で巨人戦に登板したが、2回、丸にソロ本塁打を許しただけ。8回には若林から10個目の三振を奪い、今季4試合目の2ケタ奪三振も達成した。自身3連勝で3勝3敗と勝率を5割とした。3度目の開幕投手を務めた今季は、6試合連続で白星がつかず黒星が先行したが、調子を上げていた。

登板後、大野雄は「(開幕から)勝つことができなかったが、自分の投球はできていた。今日は逆球もあったが、強い球を投げられたので完投につながった。次も1イニングでも多く長い回を投げられるように準備していきたい」と、話した。

3試合連続完投勝利は中日では06年の佐藤充(現中日職員)以来、14年ぶり。