西武が25日の日本ハム戦(メットライフドーム)を「『SAVETHEHOPE』ライオンズオレンジリボン運動デー」として開催する。

オレンジリボン運動とは、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動のことで、テーマを「親子へのエール」として開催。厚生労働省の調査によると、児童相談所の児童虐待相談件数は年々増加傾向にあり、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって外出自粛や学校などが休校になったことで、虐待のリスクの高まりが懸念されているという。

オレンジリボン運動デーは、昨季の8月21日の日本ハム戦に続き2度目の開催となる。同戦で3安打3打点の活躍でお立ち台に上がった金子は「今年もヒーローになれたらうれしいです。そしてこの試合をきっかけにオレンジリボン運動について多くのファンのみなさまに知っていただくことができたらなおうれしいです」と呼びかけた。

先発マウンドは自身の連勝を狙う高橋光が上がる。この日はメットライフドームでキャッチボール、ランニング、体幹などで最終調整し「今回はしっかり自分のやるべきことをやってチームの勝利に貢献できるよう、リズムのいい投球をしたいですね」。オレンジリボン運動デー開催日では初めての登板に「オレンジのユニホームを着て、しっかりいいピッチングをしたいです。親子で来ていただいたファンの皆さん、もちろん画面越しで見ていただいているファンの方に対しても、力強い投球で勇気を与えることができたら」と誓った。