講談師神田伯山が初始球式でど真ん中ストライク投球

  • 阪神対DeNA 始球式を行う神田伯山(撮影・前田充)
  • 阪神対DeNA 始球式を行った神田伯山(撮影・前田充)
  • 阪神対DeNA 始球式をつとめた講談師の神田伯山(撮影・岩下翔太)

<阪神6-3DeNA>◇22日◇甲子園

講談師の神田伯山(37)が始球式でストライク投球を見せた。「野球見るならJ:COMデー」の一環で行われ、タテジマに背番号「6」を背負って登場。大きく振りかぶったダイナミックなフォームから放たれたボールは、ど真ん中ストライクで捕手坂本のミットに届いた。「緊張は不思議と、年中で講談をやっているのでしなかったです」と振り返ったが「鈴木奈々さんの件があるので、早く投げないといけないというプレッシャーはありました。ストライクが入ったので良かったと思います」。過去の遅延始球式に絡めて、笑いを誘った。

神田は20年2月に真打昇進、同時に講談界の大名跡である6代目「神田伯山」を襲名した天才講談師。野球未経験ながら自身初の始球式に向けて、日刊スポーツ評論家の上原浩治氏(45)にリモートで投球指導を受けるなど猛特訓。一発勝負の本番で、見事な投球を披露した。特定の応援球団はまだないと明かし「横浜さんにオファーを頂いてたら横浜さんでと思ったんですけど、阪神さんに今回やっていただいたので。これを機に阪神ファンになれればなと思いますね」と、虎党の仲間入りも果たした。

最後に話題は付けていた背番号「6」の理由に及び、講談師ならではオチもバッチリ。「6代目なんで一応、6番にしたんです。けど本当は伯山(はくざん)で「893」になる予定だったんですよ。それがコンプライアンスの関係でヤクザに見える。それで6に。絶対こっちの方がいいですよね。非常にこのユニホーム、全部含めていいピッチングができた」と、経緯を説明していた。