阪神は失策数を62とし、両リーグワーストを更新した。打線も精彩を欠いた。初回と3回に、失策から失点という同じパターンを続けた。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-青柳は立ち上がりで味方の失策もあってリズムに乗り切れない

まあ、両方あるわな。四球出してるし、得点は全部、四球が絡んでるでしょ。味方が足を引っ張ってるところもあるし、2死から粘れないっていうね。課題はまだあるし、(失敗の)回数を減らしていくとか、なんていうのかな、成長していかないとね。何年かしてね、本人もチームを引っ張るって立場でいたいって部分も持っていると思うし。1年間やってく中ではいろいろあるにしても、そういうのを減らしていく、思いだけじゃなくて結果でも出していかないと。みんな課題がさ、菅野ぐらいになればないのかもしれんけど、やっていく中で課題がないことなんてないし、もちろん減っている部分もあるし、やられる時のパターンはそういうのが多いから、フォアボールが得点に絡むし、1つのアウトをどう取れるか。もちろん必死にいっての結果なんだけど、そこで踏ん張れるというのは全然違うので。

-守備はサンズのミスはもったいなかった

難しい打球じゃなかったけどね。チャレンジして取りにいったとかそういうプレーじゃないから。ああいうところはしっかりやっていく。リズムとかさ。結果的に球数が増えて、そのあとのイニングとかにも絶対的に影響してくるから。あいつは、竜平(小幡)自身も守りで信頼を得て、勝ち取っていくというか。そういう選手だと思うんでね。そういう結果を踏まえてどうしていくかというところだと。サンズもまあ、跳ねているのは跳ねているんだけども。それも言い訳にはできない。

-大野を相手に打線を組み替えたりいろいろ工夫していた

組み替えたりというか遠征もあるからさ。嘉男(糸井)もずっとというわけにもいかないんでね。そういう中で、いるメンバーの中でどうしていくかというのを考えた結果。

-大野の状態はどう見えたのか

すごくいいというわけではないけど。緩急というか、大きなスピード差の緩急というわけでなくて。小さな緩急が2段階くらいつけられるんで。横から見ているよりも、簡単じゃないんだろうなというのは思って見ているけれども。それにしてもね。

-梅野が昇格して代打で起用した。今後は

こっちにいるんだからスタメンも考えるし。それは当たり前。