楽天からドラフト6位指名を受けた履正社・内星龍投手(18)が7日、大阪・豊中市内の同校で後関スカウト部長、愛敬スカウトから指名あいさつを受けた。

190センチの長身右腕は「中学生の時に、身長が約28センチも伸びた」。午後9時半には就寝。すくすく伸び、長身から投げ下ろすスタイルが確立した。

最速148キロの直球を投げ込み、140キロ弱のスプリット、カットボールなど5種類の変化球も駆使する。8月30日に行われた、プロ志望高校生合同練習会のシート打撃では、打者5人に対し、無安打1四球と好投。潜在能力の高さを感じさせた。

「星龍」の由来を聞かれ「祖父と父が坂本龍馬好き。最初は龍馬ってつける予定だった。でも、字数的に良くなかったので、星がついて星龍になりました。最近良く(星龍と)呼ばれるので、気に入ってます」と初々しい笑顔を見せた。

楽天の本拠地でもある、仙台でプレーすることに胸を躍らせた。「楽天は地元の方から、すごく愛されているチーム。やりやすい環境だなと感じる。チームから信頼される投手になりたい」と力を込めた。