ロッテのドラフト2位、明石商・中森俊介投手(18)が26日、神戸市内で契約交渉を行い、契約金6000万円、年俸720万円(金額はいずれも推定)で合意した。

契約後の記者会見で両親への新築プレゼント予定を明かした中森は、故郷への恩返しも口にした。

兵庫の内陸にある篠山(ささやま)市で、山登りや木登りもしながら育った。昨年5月、令和への改元と同時に「丹波篠山市」に生まれ変わっている。市広報誌の12月号は中森が表紙を飾り、巻頭4ページにわたって特集されている。

黒豆や栗、コシヒカリが有名な故郷に、中森は「やっぱり丹波篠山に育ててもらっているので、恩返しできるように、しっかり中森俊介という名前を使って、もっと丹波篠山を有名にできたら」と、野球で活躍しての貢献に思いをはせた。【金子真仁】