オリックス能見篤史投手兼任コーチ(41)が18日、大阪・舞洲の球団施設で入団会見を行った。
以下、一問一答。
【代表質問】
-オリックスに入団が決まった
能見 まずは戦力外になり、いくところがないところで、オリックスさんに声を掛けていただいて、またグラウンドに立てるということで、獲得していただいたことに非常に感謝しています。
-球団から掛けられた声は
能見 コーチ兼任というところなんですけど、まずは選手のことを考えてやってほしいというところで。その言葉は非常にありがたい。本当に、まずは拾ってもらえたというところが1番です。
-オリックスに入団が決まった際の家族の反応は
能見 僕が現役でしたいというところを尊重してくれてましたし、身近なところで、環境も変わらないというところも喜んでました。相談もいろいろしましたし、続けてほしいとも言ってくれたので。その思いも僕が1歩先に進むきっかけになりました。
-オリックスの印象は
能見 交流戦で対戦していますけど、正直、非常に強い印象しかなかった。僕自身も先発で投げたときもありましたけど、粘り強い、嫌なバッターがすごく多いです。
-その打線が味方になるのは心強い
能見 僕自身に、やりやすさはなかったので、そういう意味では心強いなと思います。
-オリックスで仲のいい選手や連絡を取った選手は
能見 うーんと、あまり僕は交流がないので、連絡を取り合う仲はないんですけど。番組で共演させてもらった山岡くんだとか、増井くんもそうですけど、そういう機会があったので。連絡を取り合う仲はいないですね。
-チームは2年連続最下位。上位浮上への役割は
能見 福良GMからもありましたけど、若い選手が多いというところで、僕もこの年齢ですし、1軍でいろんな経験をしているので、何か若い選手のプラスになるようなきっかけができるように。言葉は上手でない方なので、いろんな練習方法であったりとか、何かひとつ良いきっかけになればなと思っているので。僕も選手ですけども、そういうところをサポートしながら。僕も新しい道なので、成長できたらなと思います。
-コーチの立場で投球を見てみたいと思う若手投手は
能見 全員ですね。間近で見ることはほとんどなかったですし、いろんな選手がいると思いますし、全員見てみたいですね。
-古巣阪神への16年間の思いは
能見 もちろん成長させていただきましたし、そこで成長するにあたって、いろんな考え方や知識を学べたので。そこには感謝しかないです。また新たにオリックスの方で輝けるチャンスがあるので。本当に取ってもらったということで恩返しがしたい。
-交流戦で対戦するタイガースのバッターで楽しみなバッターは
能見 自主トレをともにした、大山、梅野とかは対戦する機会があれば、楽しみにしたいなと思いますね。
-パ・リーグで対戦が楽しみなバッターは
能見 まずは各球団の4番バッターであったり、クリーンアップですね。そういう力のある選手と対戦したいですね。
-ロッテには元同僚の鳥谷選手もいる。対戦したい思いはあるか
能見 一度は対戦してみたいですけど、またその時になればいろいろな感情が出ると思いますけど、まあでも本当にパ・リーグは交流戦以外でほとんど対戦する機会がなかったので、見えない部分、見える部分というのはありますけど、まあいっぱい対戦したいですね。
-移籍1年目のシーズン。数字の目標は
能見 数字と言うよりは、与えられたところではしっかり抑えていくというところで、まずは本当にチームとして1つのピースになれるようにしていかないといけない。まずはそこからスタートだと。
-投げるポジションはリリーフか。先発も見てみたいという声もあるが
能見 それは僕も分からないですけど、とりあえず本当にチームとして、まずは戦力にならないといけない。僕はどこでもやりますし、なんとか貢献というところはしっかり果たさないといけないなと思っています。
-オリックスファンの方へ一言
能見 僕も入ってまだ1年目になりますけど、まずは元気な姿と、しっかりと抑えられるように練習して、試合でいい結果が出るように頑張りたいと思います。