日本ハムのドラフト1位、伊藤大海投手(23=苫小牧駒大)の実戦デビューが、1軍キャンプ地の沖縄・名護になる可能性が出てきた。

例年の新人は国頭で行われる1、2軍合同の紅白戦が初舞台となるが、今春は新型コロナ感染防止の観点から「導線やキャパシティーの問題などを調査しないといけない」(球団関係者)と、実施が白紙になっているという。

国頭での紅白戦開催を断念すれば、キャンプ中に組まれる紅白戦は、全面改修を経て昨年から1軍が使用するタピックスタジアム名護を使用する。7300人を収容するスタンドがあり、詰めかけるファンの安全を確保できるほか、ダッグアウト裏も整備されていることから選手、関係者も密にならず対応ができる。

1軍スタートの可能性が高い伊藤。注目を集めることが必至の“プロ初登板”は、新装されて間もない名護が舞台となりそうだ。