阪神岩貞祐太投手が、能見イズムでフル回転を誓った。18日に沖縄県内のグラウンドで同僚の坂本、オリックス能見との自主トレを公開。今季は中継ぎ起用が濃厚。「中継ぎなら40、50、60登板。防御率も1・50以内でバシッとチームに頼られ、厳しい場面で出ていく。そういうところで1年やっていきたいです」と、表情を締めた。

能見との自主トレは今年で5年目。オリックスに移籍したが、岩貞が熱望し、今年も合同自主トレが実現した。昨季プロ初の中継ぎを経験した左腕は、対打者との駆け引きを能見から学ぶつもりだ。「同じバッターと3日連続で対戦することもありますし、どういうふうに戦略を立てていくのか。例えば前日に伏線を張ってやっていくのかとか。細かなところをいろいろ聞いていきたい」。虎で16年間投げぬいてきた先輩左腕の金言を今季に生かす。

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