阪神西純矢1軍発進「やっとスタートライン立てた」

  • 力強いフォームでキャッチボールする西純(代表撮影)
  • 1軍キャンプスタートが決まった阪神西純矢(左)と井上広大(代表撮影)

大山も近本も佐藤輝も斬るぞ! 阪神2年目の西純矢投手(19)が、2月4日の紅白戦で猛アピールを誓った。この日、キャンプ1軍発進が正式決定。「やっと(競争の)スタートラインに立てたなと。高いレベルにいけるという感じで、ホッとしました。自分は強気なピッチングが持ち味だと思うので、そういったところを見てもらえたら」と引き締めた。

1軍デビューは2月4日が予定される。金村投手コーチが期待を込め、プランを明かした。「彼は1年やってるので。体も強いですし成長していると思います」。高卒1年目の昨季はファームで土台作りに励み、1軍経験はなし。紅白のチーム分け次第だが、いきなり4番大山や1番近本、さらにはゴールデンルーキー佐藤輝ら1軍レベルと対決する。腕試しには絶好の舞台。西純も望むところだ。

「キャンプの最初からしっかり投げられる準備はしてきた。そういう出番があれば、自分のピッチングができたらいいなと思います」

武器はマエケンフォームだ。昨年11月のフェニックスリーグから、ツインズ前田をモデルにする新フォームを取り入れた。投球動作で上げた左足に、体の前で構えたグラブを「ポンッ」と当てて間をつくる。トップの作り方が改善され、右腕の運びがスムーズになって、安定感が増した。一冬越して新投法の完成度に自信を深めており、強打者斬りで存在感を示す。

この日は鳴尾浜での自主トレで汗を流した。ブルペン投球では捕手を座らせ、変化球を交えて43球。2・4に向け、着実にギアを上げている。1軍キャンプメンバーでは、19年ドラフト2位の井上と並んで最年少。だが、臆することはない。「最年少だからといって引くんじゃなく、どんどんアピールしていかないといけない。(井上の存在は)心強い。広大はしっかりしているので。一緒に頑張っていけたらと思っています」。もちろん対戦すれば井上を斬る。フレッシュ全開で、宜野座を西純ワールドにする。【奥田隼人】

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