日本ハム大田泰示外野手(30)が“超早仕上げ”で開幕ロケットスタートにつなげる。沖縄・名護での春季キャンプは11日、第3クールに突入。阪神との練習試合(名護)に「3番DH」で今季初の実戦出場の予定だったが、あいにく雨天中止となった。例年、開幕から1カ月ほど低空飛行が続く背番号5。今季は調整法を見直し、開幕前に打席数を確保して、スロースターター返上を図る。
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強風が吹き荒れ、細かい雨粒が南国・沖縄に降り注いだ。早々に練習試合の雨天中止が決まり、志願の出場を予定していた日本ハム大田は「楽しみにしていましたけど、仕方ない」。恨めしそうに曇天を仰ぎ、屋内練習場で汗を流した。チームにとって、実戦3試合目。例年、この時期は若手中心に出場機会が与えられるが「早く試合に出たいです」と首脳陣に直訴していた。
大田 毎年シーズン初めは成績を残していない。(開幕後の)100打席って、いつも打率が悪いから。ちょっと前倒しで(打席数を)確保しておいて、シーズンが始まって早めに結果が残せたらというイメージ。ワガママを言わせてもらった。
巨人から日本ハムに移籍して以降、今や押しも押されもせぬ右翼のレギュラーに定着した。それでも、3年連続で開幕1カ月は低空飛行が続いている。「もう、そういう思いはしたくない。キツすぎ」と、今季は調整法を見直した。
次回実戦の13日紅白戦(名護)も、状況が許せば「出るつもり」という。「1試合4打席立つところを、2試合かけて4打席立つとか。継続して試合に出ることも大事」。新たな試みで、スロースターターを返上するつもりだ。
自身の成績アップは、チームの好スタートにもつながる。「皆、シーズン初めは手探り。『終わり良ければ全て良し』なんだけど、スタートを大事にしないと」。30歳になっても、向上心は尽きない。【中島宙恵】



