21打席目で待望の1発が出た。2点リードの4回無死一、二塁。ロッテ井上晴哉内野手(31)が捉えたやや内寄りの直球は、逆方向へ伸びて右中間ホームランラグーンに届いた。

昨季まで3年間で63本塁打した主砲が今季は開幕2軍スタート。5月の1号に“ごっちゃし”パフォーマンスも控えめ。お立ち台も今季初で「登場が遅くなって申し訳ありません。階級でいうと序ノ口なので、昇格目指して頑張っていきます」。遅れてやってきたヒーロー。本数を重ねて横綱まで駆け上がる。

ロッテニュース一覧はこちら―>

▽ロッテ井口監督(5日ぶりの試合を白星で再開) 3試合流れて、入りが大事と選手に伝えながら、早い回に点を取れたのがよかった。(4カードぶりの初戦勝利に)ようやくです。