阪神梅野隆太郎捕手(29)が、スタメンを外れた。ベンチスタートは、休養日として欠場した4月23日DeNA戦(甲子園)以来、今季2度目。先発マスクは、坂本誠志郎捕手(27)が務める。

この日の試合前練習で梅野は、ティー打撃中に矢野監督と新井打撃コーチのアドバイスを受け、スタッフに撮影してもらったフリー打撃の映像を確認する場面もあった。

梅野は得点圏打率12球団トップの4割5分2厘の勝負強さで、開幕から勝利に貢献してきた。しかし、ここ6戦21打席で安打が出ていない。前日27日ロッテ戦(甲子園)では第4打席が回る8回に代打を送られ、3打数無安打2三振に終わっていた。

矢野監督は同戦後に「1年間戦う上でずっと調子いいというのはないし、捕手でずっと出るというのも体力的にも調子的にももちろん、難しい部分もある」と話した。続けて「波はどうしても1年間の中であるから、その波が今来てるのかなというところ。ここからまた上げていってもらって、やっていってくれたらなと思います」と再浮上を願っていた。