3連敗中の首位阪神が4番打者を変更した。調子が上がらない大山悠輔内野手(26)が4番を外れ、ジェリー・サンズ外野手(33)が今季初めて4番に入る。

大山は今季、背中の張りで離脱した期間を除けば、開幕から出場58試合すべてで「4番三塁」を任されてきた。だが、5月下旬に背中の張りから1軍復帰後も本来の調子を取り戻せないまま、27日DeNA戦は5打数無安打。好機で凡退が続き、得点圏打率は2割3厘まで沈んでいた。

矢野燿大監督(52)は27日の試合後に「悠輔がこの悔しさをどうしていくかが一番大事」と奮起に期待していた。2位巨人に2・5ゲーム差まで迫られている正念場。4番左翼サンズ、5番右翼佐藤輝、6番三塁大山の並びで連敗ストップを期す。