ロッテ植田将太捕手(23)が30日、球団と支配下選手契約を結んだ。

植田は19年の育成ドラフト2位で慶大から入団した。同じドラフトでは、28日にプロ2勝目を挙げた佐々木朗希投手(19=大船渡)が1位指名されている。

同期入団組は順調に成長している。ドラフト2位の佐藤都志也捕手(23=東洋大)はスタメンに名を連ねる試合が増え、同3位の高部瑛斗外野手(23=国士舘大)も今季、プロ1号を放った。同4位の横山陸人投手(20=専大松戸)も今年5月に1軍デビュー。同5位の福田光輝内野手(23=法大)は今季は1軍登録がないものの、1年目の昨季はオープン戦での本塁打連発を経て開幕1軍に入り、プロ初安打も放っている。

さらに育成ドラフト1位だった本前郁也投手(23=北翔大)は今季開幕前に支配下登録され、4月1日の楽天戦(ZOZOマリン)で初先発初勝利をマークしている。

今季の残り46試合で植田に1軍での出場機会があれば、入団2年目にして同期入団7人が全員、1軍出場を経験することになる。【金子真仁】