日本ハムの背番号「46」は投手が着用することが多く、これまで背負った25人中16人が投手だ。その中で最も長く、7年間着用したのが植村祐介(07~13年)で、北照高時代に田中将大(楽天)と黒滝将人(元ロッテ)と並んで「北の3羽がらす」と呼ばれた。日本ハムでは通算1勝に終わり、14年から打撃投手に転身。18年からはブルペン捕手としてチームを支えている。

植村と並び7年間背負ったのが、内野手で入団した森本稀哲(本紙評論家)。2年目の00年から「46」を背負い、外野手に転向後、06年にはリーグ最多得点、ゴールデングラブを受賞。日本シリーズでは最高打率を記録し、優秀選手賞を受賞するなど、日本一に貢献した。同年限りで引退した新庄剛志の背番号「1」を継承するまで「46」で躍動した。18年からはドラフト3位右腕の田中瑛斗が背負っている。