出場選手登録をこの日抹消された巨人中田翔内野手(32)が、2軍戦に「4番DH」で先発出場した。3打数1安打だった。8回先頭の第4打席、ロッテ大嶺の148キロ外角直球を逆らわずに捉え、一、二塁間を抜く右前打を放ち、代走萩原と交代した。中田の安打を皮切りにこの回4点を追加し、ダメ押しに成功。8月19日ロッテ戦(ジャイアンツ球場)以来23日ぶりの勝利で連敗を10でストップした。

今季日本ハムから電撃トレードで加入後は16試合に出場し、40打数6安打で打率1割5分と低迷。10日の中日戦(東京ドーム)では2打数無安打で7回の守備で途中交代していた。移籍後初めて登録を抹消された中田に代わって、新外国人のスコット・ハイネマン外野手(28=レッズ傘下3A)が1軍登録。初先発すると、初打席で初安打を放っていた。