DeNA三浦大輔監督(47)が試合前、クローザーの三嶋一輝投手(31)をベンチ入りの登録メンバーから外した。

17日は試合が中止となり、登板間隔が空いていない救援投手としては異例のブルペン入り。チームの全体練習から離れ、これを見つめた三浦監督は「それはプロである以上、1軍で結果を出すためにみんなやっているわけですから。三嶋だけじゃないですが、結果を出すためにいろいろ修正しながら調整してくれている」と話した。

三嶋は15日の巨人戦(東京ドーム)で3失点し、5敗目を喫した。三浦監督は、打たれた試合の後は早めに次回登板の機会を与えたいかと問われると「展開にもよりますけどね。打たれたらみんな悔しいですし、バッターも抑えられたら悔しい。その気持ちをまた普段の練習をしながら、チャンスを待って次の場面で結果を出すためにやっている。最終的にはチームが勝つことですけど。それは、与えられるものじゃないと思うし、自分でつかんでいくしかないと思います」と考えを語った。

7月12日阪神戦(甲子園)で三嶋が4敗目を喫した際は、翌13日にベンチ入りの登録を外した。三嶋は翌々日の14日に1点を守り切り、16セーブ目を挙げている。【斎藤直樹】