阪神小林慶祐投手(28)と小野寺暖外野手(23)が30日、1軍登録された。この日の広島戦(甲子園)の試合前練習から合流した。

小林は球団広報を通じ「すごく緊張していますけど、やることは変わらないと思うので、思い切ってやれたらと思います。前半は前半で忘れているって言い方はよくないですけど、またゼロからという気持ちで思い切りやりたい」と意気込んだ。

昨季トレードでオリックスから阪神に移籍した小林は、今季1軍で18試合に登板し防御率2・81。6月5日のソフトバンク戦(甲子園)でゴロを処理した際に左足首を負傷。翌6日に出場選手登録を抹消された。直近では29日、ソフトバンク3軍との練習試合(鳴尾浜)に登板し1回1失点。黒瀬にソロ本塁打を浴びるも直球に威力が戻り、約4カ月ぶりの1軍でもブルペンの一角として期待される。

20日に出場選手を抹消された小野寺は、最短10日での1軍復帰となった。この間、2軍のウエスタン・リーグ優勝を経験し、直近では29日の練習試合ソフトバンク3軍戦で3打数2安打と好調を維持している。

代わって岩貞祐太投手(30)、陽川尚将内野手(30)が出場選手登録を抹消された。