巨人の石井琢朗3軍野手コーチ(51)と片岡治大3軍野手総合コーチ(38)が今季限りで退団することが2日、分かった。

石井コーチは横浜、広島で通算2432安打を放った巧打の内野手として活躍後、12年に現役引退。翌年から広島でコーチに就任。卓越した打撃理論と丁寧な指導で伸び盛りの若手からベテランまで幅広く指導し、18年からはヤクルト、20年からは巨人のユニホームに袖を通した。今季は2軍公式戦終了後の10月5日に、1軍野手総合コーチから3軍野手コーチに配置転換となっていた。

片岡コーチは走攻守そろった内野手として西武、巨人で活躍。17年の現役引退後に巨人2軍内野守備走塁コーチとして指導者人生をスタートさせ、3軍では若手の能力開花と育成に尽力していた。