来季も失敗しないので! 広島栗林良吏投手がチームメートとともに、マツダスタジアムでの秋季練習を打ち上げた。

13日からの第2クールから参加し、新球ツーシーム習得に取り組んだ。「キャッチボールだったらいい感じできているので、第三者の感覚で会話もできていけたらいいのかなと思います」。一定の手応えを得て、来春キャンプの実戦での試投に向けてオフに入る。

1年目の今季は53試合で新人最多37セーブ、防御率0・86。セーブシチュエーションで失敗がなかった。それでも「1年間通してホームランを打たれないようにと思っていましたけど、来シーズンは打たれないように投げたい」と被本塁打1を反省。さらに28与四球の減少も課題に挙げる。佐々岡監督は来季も抑え起用を示唆しており「抑えをさせていただくなら、セーブシチュエーションで失敗しないことが一番大事」と22年も失敗しない男を貫く。

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