ロッテ中村奨吾内野手(29)が2日、三井ゴールデン・グラブ賞の二塁手部門を受賞した。

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有効投票数273票の約72%にあたる197票を手にし、2位の楽天浅村(35票)に大差をつけ、3年ぶり2度目の受賞となった。ロッテの二塁手が1人で複数回、同賞を受賞するのは球団初となる。

4年連続で全試合出場を継続し、今季は昨年に続いて全試合でスタメン出場を果たした。チームは今季から相手の打球傾向に応じて大胆なシフトを敷くことが増えたものの、中村奨はその中で守備率9割8分7厘をマーク。全試合スタメン出場を果たしながら、守備につかなかったのは合計4試合9イニングのみ。若手投手陣にも積極的に声を掛けながら、チームの中心で活躍した。

受賞が決まり、球団を通じて「前回受賞させていただいた時からこの賞のことを毎年意識してプレーしていました。3年ぶりに受賞できてすごくうれしいです。今年は森脇コーチにキャンプの時から一から熱心に指導をしていただき、そのおかげでレベルアップすることができました。アドバイスをいただいた皆様、手伝ってくださったスタッフ、そして信頼しあいながら、お互いカバーしながらプレーをさせてもらったチームメート。皆様に感謝です。本当に1人でとれた賞ではありません。周りの皆様に感謝しかありません。ありがとうございました」と喜びのコメントを寄せた。

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