阪神島田海吏外野手(25)が2日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、450万円増の年俸1350万円でサインした。

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10月からスタメン起用され、優勝を激しく争った最後の6試合も1番打者として先発。10月19日のヤクルト戦では4年目で初の4安打を放ち、逆転Vに望みをつないだ。近本の故障が重なったとはいえ、飛躍の足場をつくってシーズンを終えた。球団からも「勝利に貢献してくれた」と評価されたという。

レギュラーシーズン57試合、打率2割4分3厘で8盗塁だったが、好感触を得て来季に向かう。「バットの出方が一番良くなったのかなと思う。(2軍の)日高コーチと平野コーチに付き添って教えていただいて。いろんなことを試しながら『これかな』という感覚が身についてきた。今までは力んで強い打球を打ちたい、飛ばしたいと、変に力みすぎたので」と自身の成長を振り返った。

来季の目標は明確だ。レギュラーどりへ、ライバルは近本らになる。「1年間1軍にいるのは大前提。その中でレギュラーを取って数字を残すこと。そこを目標にやっていきます」と断言した。

うれしい昇給分の使い道を聞かれると「とりあえずお世話になった親に何かしてあげたいですね」と笑顔を見せた。(金額は推定)

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