ソフトバンク大竹耕太郎投手(26)が、7日の契約交渉で球団の提示した年俸を保留した。

大竹は今季推定年俸2400万円からダウン提示を受けており、これを受けて三笠杉彦取締役GMは「僕らとしては基本的に来季も期待しているということ。とはいえ(今季は)1軍での登板機会に恵まれなかったということもあっての提示。本人としてはいろんな思いがあってもう1度考えたいということだった」と、説明。具体的な減俸額についての明言は避けた。

今オフのソフトバンクでは保留1号。大竹は「球団さんの方針と自分の思いや考えが今日の中ではちょっと一致しないというか、合わない部分があった。1年に1度しかこういう話をさせていただく機会はないので、自分としてはそれを大事にしたい」と、話していた。同GMは「本人のコメントの通りです。1年に1回の大事な交渉ですから、またじっくり考えて会いましょうということになった」と話した。

プロ4年目の今季は開幕ローテーション入りを果たすも、3月31日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で3回7安打7失点。直後に2軍降格を言い渡され、その後は10月に救援で1試合登板のみに終わっていた。