巨人大江竜聖投手(22)が14日、600万円アップの年俸2800万円で契約を更改した。今季は自己最多の47試合に登板し、0勝0敗、13ホールド、防御率4・09だった。

前半戦は貴重な変則左腕としてチームを支えた一方、後半戦は失速し、9月からシーズン最終盤にかけて1カ月以上の2軍調整も強いられた。「後半は特によくなかった。スタミナが足りなかったというのは1年間やって感じた。スタミナが落ちて、球の質だったり、見やすくなってしまっていた」と課題を見いだした。

来季は60試合登板を目標に掲げる。今オフはジャイアンツ球場で単独自主トレを行いながら、通っているジムでピラティスを取り入れる。「無理に100%を出すというより、全部使えるようにして、少しでも力を抜いて楽にやれれば、1年間できるんじゃないかなと思ってやっています」とシーズン通して投げ続けられる身体を作り上げていく。(金額は推定)