ソフトバンクのドラフト1位風間球打投手(18=ノースアジア大明桜)が8日、野球道具ならぬ「サッカーシューズ」持参で、福岡・筑後市の若鷹寮に入寮した。

山梨の実家を午前6時に出発。バス、飛行機などを乗り継ぎ福岡に入ったが、キャリーケースに入れ大切に持ち込んだのは紺色のサッカーシューズだった。2年前に友人の父親からプレゼントされたもので、サッカー好きの風間にとってはプロ野球生活には必須アイテム? のようだった。

「もちろん、野球が大事ですが、今やっている全国高校サッカーなど見ていて同じ年代が活躍する姿はやる気になります」。ボールリフティングは最高500回という特技の持ち主。高校時代も寮の前にあるサッカーコートで友人とボールを蹴り合ったというが、他競技で活躍する選手たちの姿にモチベーションを高めてきた。

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初詣のおみくじは「小吉」。プロ300勝のビッグな目標を掲げる風間にとって少しばかり不満な? 神様のお告げだったが「(おみくじには)『朝食をしっかり取れ』とあった」と納得。「今年は自分の体をいじめて、焦らずしっかりと強い体を作っていきたい」。期待の157キロ右腕は、まずはしっかり足下を固めていくつもりだ。【佐竹英治】

▽3位・木村大成投手(18=北海)「(札幌からの)飛行機の中で、いろんな方からの激励メッセージを読みながら来ました。1軍の舞台で活躍して恩返しがしたい。プロでは大きく動ける体を作りたい」

▽5位・大竹風雅投手(22=東北福祉大)「プロ野球選手になったという実感がわいてきた。自分のペースで焦らず頑張っていきたい。1軍で早く投げられるようにやっていきたい」