巨人桜井俊貴投手(28)が先発完投型への強い思いを口にした。

川崎市・ジャイアンツ球場で29日、2月1日のキャンプに向けてトレーニングを実施。近年は中継ぎでの登板が多いが「先発で、しかも完投型っていう、そこはこだわってやっていこうかなっていうのはあります。完投して最後のマウンドで喜びたい」と決意を示した。

2軍スタートとなる春季キャンプは「投げ込み」をテーマに据えた。

「フォームを固める、体力をつける。数はあんまりこだわらず、ちょっと質を高めて。多く投げる日も作りながら、メリハリつけてやっていこうかなって思ってますね」。この日もブルペン投球を敢行。「リリースポイントが変わってきてるなっていうのが投げてても…肩の上がっていく感じもすごくスムーズになったのを感じてます」と、うなずいた。

キャンプ初日からブルペン入りする予定。

「先発、やっぱりやりたいんで、球数を多く投げる投手というか、ゲームを作れる投手を目指してやっていこうと思います。先発をやりたい人、結構新聞とかでも(読むと)多かったので、負けないようにやっていこうと思ってます。今年はシーズン通して先発できるようにしっかりアピールしていきたい」と意気込んだ。