巨人は3日、2軍・宮崎キャンプに参加している松本哲也2軍外野守備走塁コーチ(37)と戸根千明投手(29)が新型コロナウイルスの陽性診断を受けたと発表した。松本コーチは発熱の症状がみられるが、戸根は症状はなし。2人とも宿舎にしているホテルの自室で隔離療養している。1軍と2軍はそれぞれ異なるホテルに宿泊している。

球団が3日朝、宮崎キャンプに参加している1、2軍の監督、コーチ、選手、スタッフ計173人を対象にスクリーニングのためのPCR検査を実施した結果、2人の陽性が判明した。

2人は1月31日午後に宮崎入りした直後に受けたPCR検査では陰性だった。2人とも宮崎入りしてから、ホテルと球場や練習施設の往復しかしていないことから、球団では2軍のメンバー45人を対象に、2軍キャンプで使用している球場や練習施設、宿舎のホテル等での接触状況を調べた上で、明日4日以降、繰り返し、PCR検査を実施していくとしている。