阪神4年目の小幡竜平内野手(21)が俊足を生かした“満塁弾”を放ち、アピールに成功した。

白組の「2番遊撃」で先発し、6回表2死満塁の第4打席だった。右腕小川から中越えの鋭い当たりを放つと、三塁も駆け抜け悠々とホームインし、4点が追加された。小幡は初回に伊藤将から左前打を放っており、4打数2安打と存在感を示した。

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昨季新人で遊撃レギュラーを奪取した中野が、下肢のコンディショニング不良のため2軍キャンプスタート。二塁のレギュラーを担った糸原は、3日のPCR検査で陽性判定を受け自主隔離中だ。この日は同じく二遊間が主戦場の木浪、高寺も安打を放った。ライバルたちが不在の中、懸命なアピール合戦が繰り広げられた。