阪神ドラフト3位の桐敷拓馬投手(22=新潟医療福祉大)が、4日からのオープン戦・楽天3連戦で甲子園デビューする。首脳陣は先発、中継ぎの両にらみで、今回は2番手以降で4回を投げる「先発テスト」。プロでは2月26日中日戦の2回が最長で、矢野監督は「ある程度イニングを投げた中でどうなのかも見ていきたい」と期待した。

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左腕は甲子園のグラウンドで初めて練習。本庄東(埼玉)では甲子園出場はなく、今回が聖地初登板となる。「一流選手ばっかりで、その中でどうやって相手チームに勝つかとなったら、自分はもうゼロで抑えること。ランナーを出そうがテンポよく投げて、ゼロで抑えることが自分のやること」と気合十分だった。

◆桐敷拓馬(きりしき・たくま)1999年(平11)6月20日生まれ、埼玉県出身。小1で野球を始め、本庄東(埼玉)では1年夏からベンチ入りし、同年秋からエース。甲子園出場なし。新潟医療福祉大では1年秋にリーグ戦初登板。21年ドラフト3位で阪神入団。指名直後の10月16日の平成国際大戦で、関甲新学生リーグ初の完全試合を達成。背番号47。今季推定年俸1000万円。178センチ、90キロ。左投げ左打ち。