DeNA上茶谷大河投手(25)が今季初の「マダックス」を達成した。8回終わって85球。ヤクルト打線の3番から始まる9回、新球シュートと逆軌道で封じる。山田を右飛、村上を中飛、浜田を左飛といずれもカットボールで、わずか6球で3者凡退。91球5安打無四球無失点で100球以下の完封劇「マダックス」を演じ「キャンプの成果が出たと思う」と自身3度目の完封で快挙を達成した。

【ニッカン式スコア】16日のDeNA-ヤクルト戦詳細スコア

シュート習得の裏には三浦監督の助言があった。キャンプから取り組むもオープン戦では防御率4・63。それでも同監督から「ここでやめるなよ。試合で使わないと意味がない」と後押しを受けていた。背番号27のシュートの使い手といえば、カミソリシュートの平松氏。「(ゲームの)パワプロで使わせてもらっていた。遠く及ばない。(設定で同氏は)変化量が7ですけど僕なんか1くらい」と恐縮していた。

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