広島が巨人に同一カード3連敗をくらった。今季最長に並ぶ4連敗(1分けをはさむ)。先発九里亜蓮投手(30)は7回2失点と試合をつくった。一方で野手陣が巨人先発菅野智之投手(32)を攻略できず、1点しか奪えなかった。1-2の9回も1死満塁の好機をつくったが、同点には至らなかった。

試合後佐々岡真司監督(54)は「あと1本が出なかったのがこの巨人戦だった」と3連敗を喫したカードを振り返った。

佐々岡監督の一問一答は以下の通り。

 ◇    ◇   

-あと1本が出なかった

この3連戦、チャンスをつくってなかなか1本出なかった。九里も7回2失点、よく粘ったと思うし、試合をつくってくれた。最後(9回)も、(1死一、二塁として)菅野を降ろして大勢を出した粘りは出ている。ただ、あと1本が出なかったのがこの巨人戦だった。(試合前時点で22打席無安打だった西川)龍馬に2本出て、打線も変わるだろうし、まだまだそういう面では、自分たちの野球というのが出ているので、かみ合えばとは思う。

-野手主将の野間が1軍に戻って、いきなり適時打を打った

外野2つの枠を今みんなにチャンスを与えながら。右投手、左投手、といろいろ考えながら、末包にしろ中村健にしろ。その中で野間が帰ってきたということで、野手主将がいますし、雰囲気も変わってくると思うので、地元帰ってしっかりとやりたいと思います。