広島の床田寛樹投手(27)が交流戦初勝利を挙げた。日本ハム戦で8回2安打無失点、プロ6年目で自己最多の12三振を奪い、リーグ最多に並ぶ5勝目。

登板に向けて「先頭を出さないこと、無駄な四球を出さないこと。先頭を取ればなんとかなる」と臨んだ通り、先頭打者を1度も出さず、1四球で踏ん張った。交流戦は過去4試合で0勝2敗だった。

10日に今季初完封した際に「1試合1試合しっかり投げて、キャリアハイを目指したい。(この先は)暑さとの勝負もある」と語っており、5月までに5勝を挙げ、自己最多だった19年の7勝に迫ってきた。

投手陣は前カードのソフトバンク3連戦で計26失点して3連敗。リーグ屈指の先発陣を誇りながら、大瀬良、森下、アンダーソンの3投手がKOされるなど、試合を作れず、連敗が4に伸びていた。左腕がその流れを止め、本拠地6連戦の先陣を完璧に務めた。

広島ニュース一覧はコチラ>>