BIGBOSSこと新庄剛志監督(50)率いる日本ハムは監督就任後、初の5連勝を飾った。終盤に点を取り合うクロスゲームを制した新庄監督は「こういうスリリングなゲーム、大好き」と笑顔で試合を総括した。
先発のコディ・ポンセ投手(28)が来日最長タイ7回を投げ6安打1失点、8奪三振の力投。登板5試合目で、待望の来日初勝利を手にした。BIGBOSSも「まぁベンチで騒ぐ(笑い)。すごい低い、大きな声で。あれでね、自分のテンション盛り上げて抑えてくれたらいいこと。うれしい1勝だと思うし、ぼくたちもうれしい」とたたえた。
打線は1点を追う7回2死二、三塁。木村文紀外野手(33)が、則本昂大投手(31)の150キロ直球を捉え、左翼席へ放り込む逆転1号3ラン。チームメートもファンも、強まる雨脚を気にすることなく歓喜した。しびれる場面での1発が決勝点となった。
BIGBOSSは「いやぁ、よく打ちましたね。(代打で)浅間くんっていうイメージもあったけど、やっぱり三振でも何でも形。ファウルの形が良いんで、そのまま木村くんで。その前の(代打)谷内くんが、なんとかしてくれるかなと思ったんだけど、ああいう時もある。イメージは左中間にライナーでスーッといくヒットのイメージが、(引っ張って左翼席へ)どかーんと。結構、興奮したんじゃない、俺。めちゃめちゃ」と興奮しながら振り返った。
1点差に迫られた8回2死満塁ではバッテリーミスから同点の危機を迎えたが、リプレー検証の結果はアウト。3番手ロドリゲスの好カバーで、本塁アウトの判定のままリードを守り切った(記録は三塁走者の走塁死)。「今年イチ興奮したっていうゲームが何回も何回もこういうゲームできていることがね、すごい楽しいっすね」とBIGBOSS。
年に1度の静岡での主催試合。新庄監督は試合前に「作戦、意外と使いますからね。面白いところ見せてあげたいんですけど。特に地方球場では。そういうチャンスがあったら、サイン出したいなって。この静岡県のファンのみんなのために、頑張ります」と話していた。悪天候の中、見守ったファンへ勝利を届けた試合後も「いいゲームを見せられたんたじゃないかな」と満足げだった。



