楽天島内宏明外野手(32)が、通算1000安打を達成した。生え抜きでは銀次に次いで球団史上2人目。プロ野球史上では312人目だ。

4回2死走者なしで迎えた第2打席、カウント2-1から高橋の外角139キロカットボールをフルスイング。バックスクリーンへの7号ソロとなった。節目の安打を本塁打で飾り「入っちゃった」と真顔でコメント。試合後は「あと1本ということは分かっていたので、変な当たりのヒットで達成というよりも、ああいう形で達成できてよかったと思います。今日の1本が(プロ生活で)一番当たりが強かったのかもしれないです」と喜んだ。

ベンチ前で銀次から手渡された記念ボードを掲げると、ファンから拍手で祝福された。「西武との対戦だったので、小さい頃からの憧れであった稼頭央さん(松井ヘッドコーチ)と、楽天に入ってから育てていただいた平石さん(打撃コーチ)おふたりの顔が浮かびました」としみじみ語った。

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