巨人チアゴ・ビエイラ投手(29)にアクシデントが襲った。

2軍戦の8回から6番手で登板。2死からロッテ西巻の一塁側へのセーフティーバントを自ら処理。ダッシュで打者走者の西巻にタッチするも、互いに勢い余って交錯。直後、左膝を抑えながら倒れ込んでもん絶。苦悶(くもん)の表情を浮かべた。ウレーニャの肩を借り、足を引きずりながらベンチに戻っていった。

ビエイラは今季1軍で9試合に登板して防御率9・82。6月21日のDeNA戦を最後に実戦から遠ざかっており、7月21日には新型コロナウイルスの陽性判定を受けていた。1カ月半ぶりの実戦で162キロを記録し、1回無失点。3者凡退に封じるも、予期せぬ事態に見舞われた。