広島は大瀬良大地投手(31)が2カ月ぶり勝利で8勝目をつかんだ。

3週間の2軍調整を経て、この日昇格した右腕。2軍戦の調整登板などはなかったが、結果を出した。

試合後、佐々岡真司監督(55)は「監督になってエースとして信頼してきた投手。任せるという気持ちで今日も投げさせた」と全幅の信頼をもって送り出したと話した。

佐々岡監督の一問一答は以下の通り。

 ◇    ◇   

-大瀬良は2軍戦に登板なし。監督から見て変化があった

変化というか、まず気持ちがね、やっぱりエースとして、本人もふがいない投球が続いて悔しさっていうのがあって、ファームで1軍の試合を見て、やらなきゃいけないという気持ちがね、今日の投球だったと思う。本来なら2軍で投げてというところを本人の気持ちを、尊重しながら、僕もほんとに監督になってエースとして信頼してきた投手なので。任せるという気持ちで今日も投げさせました。

-復帰登板で7回まで投げたことは

これはさすがというか、ほんとに。力感というのはそこまで感じなかったかもですけど、それでもこういう投球ができた。走者を安打で出しながらも、(ホームに)かえさない粘り強さ、7回までしっかりと、球数も100球いってない。

打線もなかなかチャンスをつくれない、ほんとにDeNAの守備、素晴らしい守備で、チャンスをつくれなかったですけど、ワンチャンスでものにできたのは大きかったと思います。

-前2試合はスタメンだったが、今日は菊池涼がスタメンから外れた。コロナ明けを配慮

まあ昨日の時点でそういう、やっぱりコロナ明けでまたしっかりと、無理させられない。残り少ないですけど、ほんとにケガされたら困るんで、大事には至ってない、(試合に)出られる流れではありましたけど、無理をさせずね。明日は多分いけると思うんで。

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