巨人大城卓三(29)が“キャンプ先取り”で体を追い込む。12日、川崎市のジャイアンツ球場で秋季練習3日目に参加。ダッシュと縄跳びを組み合わせたサーキットメニューや、外野でのアメリカンノック、内野での特守でヘトヘトになるまで体をいじめ抜いた。「(疲労は)だいぶきてます。このクールはキャンプみたい。いい感じの張りでやっています。キャンプの初日が終わったくらい」と汗を拭った。

今季はキャリアハイの13本塁打を記録するも、6月には不振で原監督が“ミニキャンプ”と評した2軍調整を強いられた。以降は1軍に上がってからも試合前に1人、外野でのダッシュをメニューに組み込んで好調につなげた。「そこの大事さは知りました。体全体がバテないというか、芯がしっかりする感じ。特に下半身を意識して秋はやっていきたい」と、どっしりした足腰から来季の飛躍を目指す。

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